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新品 :14041849206
中古 :14041849206-1 |
メーカー | 8dc56cce8e41e5 | 発売日 | 2025-05-10 19:14 | 定価 | 25000円 | ||
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カテゴリ |
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
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大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵(断簡)を出品 | ||||
商品説明(来歴) | 大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を書いてある。茶道具 七宝紋 火入 福本 未来 造 火入れ 茶道 t hiire-012 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。☆ 煎茶道具 古代裂 ヨーロッパ更紗 ☆ 茶具褥 (箱付)敷物 煎茶の敷物。 | |||
漢詩文 | 原文上部に「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の漢詩文の落款が押捺されている。★☆平安仁史 尾中窯 茶入れ 共箱 仕覆付 茶道具 茶道☆★。●清水 白風作 染付 青華 龍 煎茶道具 茶器揃 蓋付湯呑 急須 茶こぼし 茶道具 ケース付き●京焼。 源氏物語「総角」原本に記されております。[C] NG0107 中村譲司 覆黒銀彩振出 振出 茶道具 菓子器 干菓子器 茶会 茶席。福袋・福箱 国内産 木綿 真田紐 綿100% 四分巾 平紐 10m巻き8本 80m分セット Samurai ribbon(Sanadahimo)。この原詩の言葉の引用は、「総角の巻」に用いられていることで広くしられている。[ギャラ藤]池端治峰 造/輪島塗和紙貼曳船薪絵中棗/共箱/G-261(検)骨董/鉢/茶道具/煎茶道具/煎茶碗/抹茶碗/割烹/和食。【涼風庵】真葛香斎 作 松葉ノ絵蓋置 共箱 茶道具。 | |||
漢詩の落款の意味 | 原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。★【紫雲工房】 上物 丸蛤板 丸蛤端 木製 本漆 真塗り 茶道具 華道具 煎茶道具 新品。茶道具 染付 山水絵 火入 手塚 祥堂 造 紙箱 火入れ 茶道 t hiire-002。 特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。茶道具 つかみ羽箒 つかみ羽根 茶道 t ms2230-05。茶道具 羽箒 風炉用 右羽根 唐君鳥 茶道 t tz05-001。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。笹田有祥 摸 飛鳥川 茶入 金華山 中興名物 鱗梅鉢文金襴 仕覆 共箱 茶道具。【即決!本物保証】十代 旦入(楽吉左衛門) 輪蓋置 共箱 ≪毎日オークションアフターセール購入品≫ 無傷美品 千家十職 茶道具 楽焼 赤楽。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。柴垣 蓋置 淡幽(たんゆう)造 京焼 伏見稲荷 五山窯(ござんがま)。白井半七 すすき之画 蓋置 共箱 茶道具。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。桶谷定一 肩衝茶入 久保田流十二代 尋牛斎花押の逸品 r768。:即決【古都京都】「蒔絵引き出しD-197」家具・民具・調度品.蒔絵・置物・時代箪笥〝家〟。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。真葛香斎 作 若松の絵 蓋置 共箱 茶道具 保証品11090YP。【茶】寄神 崇白 雲華焼 瓢形 火入。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。【風流庵】 『新品・唐物大名物写』 平安・笹田有祥作 ★ 利休丸壷 茶入 桐共箱。菊池政光作 茶道具 朝鮮風炉 茶釜。 | |||
自筆の希少価値について | 自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。明治期 深川製磁 ポート4点揃い。510776 【 美品 茶道具 平安 草山造 飾壺 茶壺 陶印 おしゃれ 飾網紐付 四つ耳壷 共箱 】 検) 作家物 天目釉 口切茶事 茶器 炉開き ⅲ。 出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。三浦 篤 (造) 京焼 着彩 花鳥文 箸瓶 高:7㎝ 共箱 共布 煎茶道具 茶器 陶磁器 z5450t。大正時代 木箱入 煎茶道具 聾米 青木木米 菓子鉢 菓子皿 南京写羅漢図鉢 呉須 青華 大正元年。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。茶道具 色絵 仁清写 袋形 草花絵 茶器 宮本翠浩 共箱 京焼 薄茶 替茶器 棚。∈名工館∋【送込!名工 河井 透】七宝紋 呉洲 湯呑 六客 茶道具 共箱 無傷 真作保障 送料無料 8 b511。撮影後、展示のために再表装をしております。茶道具 羽箒 風炉用 右羽根 (8) 茶道 t tz05-002。C00325 ゼゼ焼桔梗口柄杓立 即中斎箱書:真作。 | |||
断層(MRI)写真 | 従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。【風流庵】 『信楽焼』 奥田英山作 火入・煙管付 ★ 本桑製 鞍形 煙草盆 桐共箱。茶道具 織部 火入 三浦飛白 共箱 陶芸 オリベ 京焼 三浦竹軒 煙草盆 茶事。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。楽八代 得入 赤建水 表千家即中斎花押・九代了入極め☆c552。【扇屋】平安 渓仙 造「扁壷 色絵花鳥紋 水注」共箱 高さ 約18㎝ 幅 約21㎝ 煎茶道具 茶道具 水次。額縁の大きさは タテ37.0センチ ヨコ28.0センチです。◆◇茶道具 清水焼 山本一如 交趾 つく羽根 蓋置◇◆ dby10539-s。510779 【 美品 茶道具 洛東 桶谷定一作 天目釉 飾壺 茶壺 飾網紐付 四つ耳壷 陶印 共箱 】 検) 作家物 口切茶事 茶器 茶の湯 炉開き ⅲ。 | |||
「源氏物語」の自筆について | 1・筆跡の分析について 国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。岡本為治(造)色絵五色飯茶碗5客 共蓋 共箱 京焼 懐石道具 茶懐石 現代工芸 美品 会席 z0145k。【淡海せ々 陽炎園】岩崎新定「膳所焼 大海茶入」 茶道具 茶器 陶器 押印 仕覆 波涛梅花文 栞添 共箱 y92271568。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。O1685 京焼・清水焼 【平安万代喜山造 丸壺茶入】 仕覆『十色間道』/60。【茶】官休庵 有隣斎 ぼんぼり 蓋置 十三代 紀太 理平。 2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について 自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。★平安 有祥【模北野肩衝茶入(仕覆付) 共箱】状態良好!蓋も上等! 直径6.8cm 高さ8.5cm 茶道具 茶器 烏丸肩衝 唐物 大名物。膳所焼大江写茶入 陽炎園 岩崎新定造 牙蓋 仕覆 共箱 淡海ぜぜ 美品 292。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。A1893 美濃焼 加藤寛山 作 雪輪振出揃 共箱付 ☆ 茶道具 抹茶器 抹茶道具 茶懐石 茶事 振出 茶巾筒 陶器 作家物 在銘 陶印 美品 良品 無傷。茶道具 染付 八角丸紋 火入 王懐英 造 火入れ 茶道 t hiire-029。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。【茶道具】西山窯 寄神崇白 雲華焼 瓢形手焙 正客用 桐共箱 共布 茶会 夜咄 腰掛待合 保証品。茶道具 黄瀬戸 輪花口 火入 鉄山 造 火入れ 茶道 紙箱入り t hiire-027。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。【扇屋】平安 高野昭阿弥「色絵 竹 蓋置」共箱 高さ 約6.5cm 幅 約5.5cm 棗 香合 茶碗 茶道具 T。☆ 煎茶道具 浪華 袋師 楽軒製 茶具褥 紺 (共箱)敷物 煎茶の敷物。母は後水尾天皇皇女女二宮。O1688 京焼【洛東 万代草山 文琳茶入】 藤種本緞子仕覆 茶心壺 /60。A1825 京焼 平安 万代 喜山 造 瓢茶入 仕覆 共箱付 ☆ 茶道具 茶懐石 濃茶器 茶入 棗 茶壷 茶壺 陶器 作家物 在銘 陶印 美品 良品 無傷。幼名は多治丸。★京都 洛東 桶谷定一作【肩衝茶入(仕覆付) 共箱】蓋も上等です! 状態良好! 胴径5.8×高さ8.5cm 蓋径3.2cm 茶道具 茶器。京焼 桶谷定一作 肩衝 茶入 共箱 仕覆付 陶器 茶筒 茶道具。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。【政】33146 ☆茶道具☆風炉先屏風 両面 網代、白無地 茶道具 骨董 古物。■楠廸庵■茶道具 灰器 桂窯 寄神崇白作 雲華焼 風炉用 共箱。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。茶道具 茶箱 振出 巾筒 染付 六瓢紋 t 27-8315。【扇屋】淡海ぜぜ 陽炎園造「平茶入」淡々斎書付 共箱 高さ 約5.5cm 幅 約7cm 茶入 茶道具 膳所焼。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている | |||
HP | 近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。未使用/茶入【定一作】肩衝茶入糸切高台 共箱。茶道具 古染付写 辻堂 香合 王懐英 作 桐箱入り 茶道 t 9304693。 ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。匿名発送★特価★三分紐 3m25種類フルセット 国内産 木綿 真田紐 綿100% 紫紺緑水色ベージュ黄赤 Samurai ribbon(Sanadahimo)
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自筆「源氏物語」の「総角(あげまき)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。茶道具 羽箒 炉用 左羽根 (13) 茶道 t tz05-003。【千e612】白井半七「竹 蓋置」共箱 色絵。黒木国昭 作 手吹きガラス お茶入れ『金彩 光琳』共箱 栞付き 茶入 茶道具 銘 箱付き 骨董品 ミルフィオリ 美術品。★売出【七】茶道具 表千家用 遠赤外線炭型ヒーター YU002-C強弱 500W ヤマキ電器 新品。Y01073 茶道具 茶棚セット ガラス戸 茶釜 茶碗 水指 建水 茶筒 茶杓 在銘 洛南 平安白鳳造 等 現状渡し。[ギャラ藤]京焼/手塚祥堂 造/染付山水文香子皆具/共箱/G-944 (検索)骨董/水差/水器/水注/柄杓立/蓋置/皆具/水指。【風流庵】 『新品・煎茶道具』 平安・高野 昭阿弥 ★ 黄交趾 鳳凰図 煎茶器揃 桐共箱。『備前焼』 各見 飛出記作 肩衝 茶入 桐共箱。茶道具 天目茶碗用 仕服 「相良間道」 茶道 28-8103。【共箱あり】茶道具 「川瀬表完」作 一関塗 高麗卓。▲楠廸庵▲京瀬戸文琳茶入 茶道具。◇懐石道具 貴重品 伝統工芸 輪島塗 飯鉢 飯器 杓子付◇。★京焼 笹田仁史【大名物 利休丸壷写 茶入(仕覆付) 共箱】状態良好!蓋も上等です!胴径7.2×高さ8cm 蓋径3.7cm 茶道具 茶器。【涼風庵】中村翠嵐 作 浅黄交趾三人形蓋置 共箱 金散し。●平安春峰造【扇面に流水色絵飾壷 共箱】正絹網・紐3本・口覆・口紐付 胴径19.5×高さ27cm 京焼 井上春峰 茶道具 茶器。茶道具 赤織部 扇紋 松皮菱 火入 加藤 芳右衛門 造 火入れ 茶道 t hiire-014。【茶】真葛 香斎 鉄絵 火入。【SAKURAYA】京焼の名工【 浅黄交趾花丸紋皆具 /翠嵐窯 中村翠嵐】煎茶道具 水指 建水 杓立 蓋置 骨董品 古美術品 作家 在銘 共箱 美品。【閑】古染付茶入 染付『花文』箱付 / 茶事 茶道具☆時代物☆R30308■。板谷波山 肩衝茶入 裏千家十四代 淡々斎花押 m764。【風流庵】 『新品・野点籠』 紹巴 (紗綾形菊唐草紋) ★ 小形 提篭 (茶碗・茶筅・棗・茶杓) 揃 化粧箱。【北大路魯山人】秀逸作 三彩水注 二代黒田陶々庵識箱 保証 12790。高野昭阿弥 (造) 朝顔文 井筒蓋置 共箱 蓋置 京焼 色絵 金彩 朝顔 茶道具 陶磁器 z5451t。【八八八】京焼 洛東 桶谷定一 肩衝茶入 ◆共箱 仕覆付 茶道具 茶器 紹緞子 【w-053】。62◆初荷です ◆茶道具 京焼 桶谷定一 鶴首茶入 牙蓋 仕覆付 未使用美品。平安 春峰 白磁 急須 横手 京焼 茶道具 煎茶道具。【今岡三四郎】 桜 蓋置 共箱 茶道具 新品。 桐色紙箱揃です。青交趾 菓子鉢 赤沢露石 共箱 茶道具【k2446】。【骨董・茶道具】★京焼 中村翠嵐窯★紫交趾七宝草花皆具 4点セット eq022yl.。美品 ほぼ使用品 楽焼 四世 佐々木松楽 鶴香合・亀蓋置 共箱・栞 茶道具 茶道 茶の湯。★淡海 陽炎園【膳所焼茶入(仕覆付) 共箱】龍村織物 獅子狩文錦 蓋も上等です! 直径5.7×高さ8.7cm 蓋径3.3cm 茶道具 茶器。『新品』 平安・笹田有祥作 相坂丸壷 中興名物写茶入 桐共箱。FH16 京焼 橋本城岳 造 紅紅梅 茶器 共布・共箱 茶道具 1。平安【万代喜山】瓢茶入 仕覆 共箱 茶道具 KM24-0112。「源氏物語」蛍の巻・源氏の君・玉蔓(たかずら)の姫君と住吉物語について語り合う・大炊御門宗氏・自筆・茶道具16B。京焼 桶谷定一 作 大海茶入 名物裂 獅子狩模様錦仕覆添 共箱 茶道具 保証品 ◆11436YR。【湖美】京焼 須田祥豊 雪竹絵 鉢 菓子鉢 料理器 食器 乾山写。”于是加管束,从此要他常住在中。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。
左の写真2枚が「源氏物語」総角の巻の末尾(原本番号88-B)右面と左面の押印。冬姫は内大臣・通誠の養女。正式な名は伊達貞子。
左上の篆書体は、「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の押印。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。。[ギャラ藤]在銘/青色彩輪連文向付40客/共箱/G-643(検)骨董/料亭/向付/小鉢/銘々皿/割烹/和食/飾物/置物/懐石。T11768 山崎如悦他 香合2・棗1 合計3点セット:真作。■楠廸庵■茶道具 茶器 中村翠嵐作 紅毛鳥摘茶器 共箱。茶道具 天目仕服 「笹蔓緞子」 (化繊) t 茶道 ms28-0004。膳所焼 菊絵小鉢 木箱入り 古膳所焼【k2582】。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。紫式部が「総角」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「総角の巻」を書いていることがわかります。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。 「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会(ばんさんかい)」とも言われます。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)することです。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。 落款の「讃」の元になるその原文の個所には、
「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の漢詩文の落款が押捺されている。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。実母は近衛家女房(瑤林院)。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。
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