英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』 Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
"Go immediately and be back while it is still early." Genji set out in the travel robes he had kept ready for his recent amorous excursions. He was in the bleakest despair. He was on a strange mission and the terrors of the night before made him consider turning back. Grief urged him on. If he did not see her once more, when, in another world, might he hope to see her as she had been? He had with him only Koremitsu and the attendant of that first encounter. The road seemed a long one. The moon came out, two nights past full.
自筆「源氏物語」の「夕顔(ゆうがほ)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。穏やかな感性で愛や友情を育む、秋好中宮 「源氏物語の女君が。
「夕顔の巻」の主人公「夕顔」は、最近フランスで屏風立が新しく発見され美しく描かれ高く評価を受けている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。【茶道具】京焼 音羽山窯 橋本永豊 乾山写 寒牡丹文茶碗 共箱 白布 保証品。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。森岡嘉祥 ★ 三島茶碗 ★ 共箱共布 ★ 上作 ★ 印花 ★ 白化粧の濃淡の景色抜群 ★ 京焼 清水焼 ★ 三嶋茶碗 ★ 彫三島。現在の今上天皇と系譜がつながっている。TF28 膳所焼 淡海せ々 陽炎園造 岩崎新定 胴〆茶碗 共箱 遠州七窯 茶道具。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。★☆長次郎写し☆杵折☆黒楽筒茶碗☆佐々木昭楽☆★。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。A08-648[TOM] 佐々木松楽 造 黒茶碗 銘「喫茶去」前大徳高橋悦道書付 共箱 茶道具。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。BF28 膳所焼 淡海せ々 陽炎園造 岩崎新定 色絵 平茶碗 共箱 遠州七窯 茶道具。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。■茶道具 抹茶茶碗 天龍寺 関牧翁 書付箱 銘云「喜一」共箱■。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。★★★ 平安 手塚祥堂 松図 お茶碗 ★★★茶道具。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。聾米(青木木米)・漢詩(李白・七言古詩)茶碗・江戸時代後期・京都の作家。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。【金閣】茶道具 赤筒茶碗 楽 吉左衛門 了入 共箱 旧家蔵出(AZ840)。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。真葛香斎(造)天目茶碗 桐箱 京焼 茶道具 現代工芸 美品 b9555e。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。横井米禽 ★ 青華 捻文 煎茶碗 5客 ★ 共箱 ★ 大明成化年製の銘 ★ 本歌と見紛う逸品 ★ 煎茶道具 古染風 中国明時代 写し ★。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。NN1230 茶碗 李 茶道具 骨董品。また、各巻ごとの書かれた年については不明。竹田寿香(造)豪華金彩色絵仁清松竹図茶碗 共箱 共布 京焼 茶道具 現代工芸 美品 z1972k。従って、応永五年とは、書き始めの年である。◎【真作保証】 陽炎園 膳所焼切高台茶碗 膳所焼窯元 遠州七窯 茶道具 滋賀県。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。李朝時代 御本茶碗 古白釉茶碗 梅花 茶道具 高さ8cm 直径14cm。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。坂倉新兵衛 造 萩 茶碗 萩焼。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。【銀閣】茶道具 京焼 伊藤陶山 草花紋 碗 共箱 旧家蔵出(AZ929)。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。河村又次郎(作)窯変茶碗 共箱 京焼 其中窯 茶道具 現代工芸 美品 z1837e。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。★☆∽本物保証☆ 万代草山/造 *銀覆輪付天目茶碗・見込みに鳳凰に梅と蝶文*京焼の名工 *高台横に草山銘有・無傷.共箱 ∽☆★。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。清閑寺 杉田祥平(造)天龍寺 関牧翁(筆)白天目茶碗 銘「禅味」共箱 茶道具 現代工芸 京焼 美品 b9838o。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。【骨董・茶道具】★道八造 宗完 書付・花押★★御本うつし茶碗 cr040ugl.。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。岡本為治(造)色絵菊図汲出碗6客 煎茶碗 共箱 京焼 会席 懐石道具 茶道具 煎茶道具 現代工芸 美品 z0097e。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。【海蛍】真葛焼 宮川香齋/真葛香斎作 『御本春の坂』茶碗 茶道具 共箱付。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。■楠廸庵■茶道具 茶碗 粟田焼 乾山写 福の神絵茶碗 岡田佳山作 共箱。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。BF28 膳所焼 淡海せ々 陽炎園造 岩崎新定 色絵 雲錦茶碗 共箱/ 油滴天目 遠州七窯 茶道具。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。【風流庵】 『未使用』 平安・加藤永起作 ★ 色絵 立雛茶碗 桐共箱。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。【蛙】京焼 三代 伊東陶山造 七宝文 茶碗 茶道具 抹茶茶碗 抹茶碗 黄緑色 グリーン 花文 小花 古典柄 幾何学 色絵 縁起物 古玩。
出品した「源氏物語」は夕顔(ゆうがほ)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。◇ 天地庵自作 黒楽茶碗 銘:清音 〔本物保証〕 ◇ 楽焼 千利休 本阿弥光悦。夕顔の巻には、源氏の君と左大臣の子息で源氏の君の無二の親友頭(とうの)中将が登場する。北大路魯山人 間道文茶碗 共箱 希少な逸品!k422。頭の中将は貴婦人の夕顔と恋仲になり玉鬘(たまかずら)という3歳の娘がいる。上田恒次(造)練上手菊文茶碗 共箱 茶道具 現代工芸 師 河井寛次郎 木野皿山窯 美品 民芸 民藝 z2142s。頭の中将は夕顔とは別宅で暮らし玉鬘も乳母の元で育てられている。原清 ★ 茶碗 ★ 共箱 ★ 飴釉タイプ ★ 良い形に良い釉薬の発色 ★ 荒い土使用 ★ 人間国宝 ★ 石黒宗麿 内弟子 清水卯一 師事。ある日、源氏は夕顔の花咲く家に目をやり花を所望するとその家の童が扇に花をのせて差し出した。黄瀬戸茶碗 茶道具 中国 唐物 茶器 茶道具 箱 古備前。その後、源氏の君の夕顔の花の咲く家の貴婦人に関心をもち源氏と夕顔の君は恋におぼれこんでいく。【風流庵】 『未使用』 平安・八木晶山作 ★ 立雛 色絵茶碗 桐共箱。
自筆上部の「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節で、白楽天の連理の詩で有名です。筒茶碗 黒寒月 佐々木松楽 茶道具 新品。夕顔の一節の中に「長生殿の古きためしはゆゆしくて、翼をひかえむとはひきかえて弥勒の世を重ねたまう」というものです。『未使用』 三代・佐々木昭楽作 「福寿草」写 赤楽 筒茶碗 桐共箱。夕顔は、源氏の君と共にいつまでも天上に上っても二羽のつがいとなってすごしたいという願いです。t627 蔵出 茶道具 川崎和楽 赤楽茶碗 在銘 共箱 伝統工芸 茶器 陶芸 陶磁器。後段の「翼をひかえむとはひきかえて弥勒の世を重ねたまう」とは老いた鳥となっても弥勒の時代が到来し、再び若い翼をつけて大空を楽しく飛んでみたいという夢のある漢詩です。U50092 幽香宗白 山田宗白 幽香 山田宗偏流 九世 家元 花押 楽 赤楽 うさぎ 兎 茶碗 共箱 松寿窯 宗偏流 茶道具 /PS。「在天願作比翼鳥」は、白楽天の連理の詩で有名であり、源氏の君と夕顔が天にあって連理の比翼の鳥として末長くはばたいてほしいという意味が落款に込められている。九代 楽吉左衛門(了入) 隠居印 蓋置 共箱 茶道具 本物保証。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【彩】 小川長楽 赤貫入平茶碗 共箱 ◆ 茶道具 『保証品』。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」夕顔(ゆうがほ)の巻》
「夕顔」の巻は英文で「Evening Faces」と表記されます。清水卯一 ★ 灰釉茶碗 ★ 共箱栞 ★ 人間国宝 ★ 枇杷風の肌が茶映えの良さそうな逸品 ★検 清水保孝 石黒宗麿 原清 ★。
《自筆上部の「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。裏千家 8代 一燈 箱 光悦作 黒楽茶碗 黒茶 旧家より。この漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。【金閣】茶道具 小川長楽造 黒楽平茶碗 在銘 共箱 旧家蔵出(XA578)。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【銀閣】茶道具 蔵六作 柿天目 茶碗 在銘 旧家蔵出(AZ958)。)
「自筆原本」
自筆右下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。清水公照 離世窯 茶碗 h707。
自筆上部の「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。◎◎利休kura茶道具RiQ蔵◎◎ 茶碗 / 加藤松香 大根かぶら 京焼 / 共箱【骨董・美品】。この漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。京焼 染付 茶入 茶道具 箱 検: 道八 裏千家 表千家 古唐津 古伊万里 志野 織部 大海茶入 茶道具。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。【銀閣】三浦竹軒 作 筒茶碗 旧家蔵出(AZ956)。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。【茶道具】人気陶芸家 木村盛伸 粉引花瓶 共箱 共布 師:清水卯一 花入 花器 保証品。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。京都の大きなお寺より 茶碗2つセット 箱なし 1006V7G。
《「源氏物語」夕顔(ゆうがほ)の巻》
《「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。鳳】平安 萬珠堂 陽山 造 黄瓷彫刻紋 鉢 外径21cm 共箱・黄釉陽刻波に鶴文鉢・ 煎茶道具。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。:即決【古都京都】「茶引き臼B-243」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。》
《思》・・へと、「さおほされんはいかゝせん。【骨董・茶道具】★高橋道八★★乾山写雲鶴文角鉢 向付 em123wb. 仁阿弥道八 和食器。
はやおはしまして、よ(夜)ふけぬさきに
かへ(帰)らせおはしませ」と申せは、
此ころの御やつれにまうけ給へるか(狩)りの
御さうそくき(着)かへなとして出たま(給)ふ。楠部弥弌 三島茶碗 趣ある名品☆c510。
御こゝちかきくらし、いみしくた(堪)へかたけれは、
かくあやしきみち(道)に出た(立)ちても、
あやふ(危)かりし物こ(懲)りに、「いかにせん」と、
おほしわつらへと、なほかなしさのやるかた(方)なく、
「たゝいま(今)のからを見ては、またいつの世に
かありしかたちをもみ(見)ん」と、おほしねん(念)して、
れい(例)のたいふ(大夫)すいしん(随身)を
く(具)して出給ふ、みちとを(遠)くおほゆ。◆三浦竹軒 鶏図茶碗◆b519。
十七日の月さし・・・・《出て》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。【アンティーク】鎌田幸二 窯変銀漿天目盃 共箱 共布 古美術 骨董品 京焼・清水焼 五客 未使用。
《「源氏物語」夕顔(ゆうがほ)の巻》
《源氏の君と親友の頭(とうの)中将が愛した美しい夕顔の君の物語》
《源氏の君、まだ顔の知らない夕顔の君に恋をする》
《帝(みかど・天皇)が所在不明の源氏の君を探している》
《源氏の君、二条院に戻る》
《源氏の君、帝(みかど・今上天皇)に御所に参内できなかった理由を説明する》
《源氏の君、惟光に案内され東山に赴く》
《(惟光)「いえなに、大げさにすべきことではございませんから」
と言って、立ち去ろうとするのがほんとに悲しくて、
(源氏の君)「不都合なと思うだろうけれど、もう一度あの人(夕顔の君)の
お姿を見ないことには、とても気持が晴れそうもないから、馬で出かけて行こう」
とおっしゃるので、惟光はとんでもないこととは思う》・・・・・けれども、
(惟光)「そうおぼしめすのでしたら、是非もございません。茶道具 抹茶茶碗 粉引 吉祥紋 茶碗 陣内窯 作 紙箱入り 9304772。
早くお出かけになりまして、夜の更けぬうちにお帰りになりますよう」
と申しあげるので、このごろのお微行(しのび)用におこしらえになった
狩衣(かりぎぬ)に着替えなどして、お出ましになる。古風な味わいの作品! 昭和期ビンテージ 茶道具 信楽焼 瓢形水指 在銘品 箱無し 1970年代 KEN512。
そのお気持は真っ暗で、とてもこらえられそうもないので、
このように筋のたたぬ道中にお立ちいでになるにも、
危ないめにあわれた昨夜に懲(こ)り懲(ご)りして、
(源氏の君)「どうしたものか」
とお迷いになるが、やはり悲しみのやり場もなく、最後のお姿も見ないでは、
再びいつの世にあのままの顔だちを見ることができよう、
と悲しみをこらえられて、君(源氏の君)は、いつものとおり惟光(これみつ)の
大夫と随身(ずいじん)とを連れてお出かけになる。【骨董・茶道具】★千家十職 永楽善五郎(十六代即全) 鵬雲斎書付★★乾山写竹茶碗 ys025sdl.8.。
道は遠く感じられた。2846 江戸期 作者不明 在銘 赤楽茶碗 検 楽焼。
十七日の月が・・・・・《さし昇って、河原のあたりでは、先払いの火もかすかだし、
鳥辺野の方などを遠くごらんになったときなど、無気味な感じだが、
今はこわいともお思いにならず、ただ胸をかきむしられるような
お気持でお着きになった。:【古都京都】「錫製茶壷③」茶道具・茶入れ.鉄瓶〝江〟。》
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。大渡・茶入れ☆和楽作・共箱・定価2300円・状態良好★拡大画像満載☆。
《Evening Faces(夕顔)》
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
"Go immediately and be back while it is still early."
Genji set out in the travel robes he had kept
ready for his recent amorous excursions.
He was in the bleakest despair.
He was on a strange mission and the terrors
of the night before made him consider turning back.
Grief urged him on.
If he did not see her once more, when, in another world,
might he hope to see her as she had been?
He had with him only Koremitsu and
the attendant of that first encounter.
The road seemed a long one.
The moon came out, two nights past full.
《夕顔》
但趁早出,夜之前回。越前焼 備前焼 抹茶碗 灰釉 アンティーク茶道具 平茶碗 蔵出し 1客。”
源氏公子便上最近微行常穿的那套便服,
准出。宇治の姉妹(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君と中の君)の物語・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道36-B。此源氏公子心情郁,痛苦不堪,
想走条荒山夜路,生怕遭逢危,一心中躇不决。茶道具 抹茶茶碗 赤楽 茶碗 川嵜 和楽 造 茶道 t 9741835。
然而不去又无法排遣悲哀。楠部弥弌 刷毛目茶碗 味わい深い逸品k857。他想:
“此若不一骸,今后一世才能再?”
便不一切危,了惟光和那个随从,
出前去。桂山作 百本立 茶 茶道具 即決。只得路途遥。■三和堂■今井政之 清水公照筆 御本手茶碗 旭日青天 茶道具 共箱 気品ある作品!!。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
左の写真2枚が「源氏物語」夕顔の巻の末尾(原本番号51-B)右面と左面の押印。越前焼 備前焼 抹茶碗 灰釉 アンティーク抹茶碗 平茶碗 蔵出し 1客。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。【大幅値下げ!!!】YK41 山川巌造 色絵茶碗 七宝文様(木箱)【新品】。冬姫は内大臣・通誠の養女。Y10082 「宇野 徹」白磁 白瓷 茶碗 平茶碗 茶道具 共布 共箱。
冬姫は通称。川崎和楽 赤楽 嶋台茶碗★金銀一双★味わいのある見事な逸品★a737。正式な名は伊達貞子。宇治の姉妹(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君と中の君)の物語・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道29-B。左端の写真は「夕顔の巻」末尾の拡大写真。【睦】 京焼 清水六兵衛 染付 菊文 茶碗 清水焼 茶道具抹茶 共箱■。
左上の篆書体は、「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)の押印。新開寛山 黒釉窯彩茶碗 素晴らしい景色t728。
篆書体の下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真左から2枚目上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道19-B。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。【骨董・茶道具】★平安 大丸北峰★★雲錦茶碗 en056yb42.vb8. 紅葉。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(夕顔の巻)MRI 04―36B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「夕顔の巻」主人公・夕顔の資料
下記写真は、フランスで発見された「源氏物語絵巻」の中に描かれる夕顔と源氏の君(屏風立)。U02105 佐々木禅 燿珠天目 茶碗 天目 茶道具 /DC。
廊下側の源氏の君に優美な姿をしなだれ寄せる夕顔の君
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。八世乾山 如仙 茶碗 飽きのこない一品です★x580。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「夕顔」原本の17-Aの原本に記されております。【骨董・茶道具】★窯印有★★赤楽茶碗 向付 小鉢 em002w33.m8.。紫式部が「夕顔」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「夕顔の巻」を書いていることがわかります。茶道具 惺入うつし 鶏 白茶碗 楽焼 三代 佐々木昭楽。この原詩の言葉の引用は、「夕顔の巻」に用いられていることで広くしられている。♯時代物 朝日窯造 古九谷風唐草模様 むし茶碗 9客 共箱付き!! 朝日焼 京焼 呉須赤絵 蒸し碗 むし碗 角福 骨董 懐石道具【多少の難有り】。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。茶道具 楽焼 黒楽茶碗 時代物 極上品 初だし品 C3514。
「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。TN45 ◇◇ 焼元窯 七代 古瀬尭三 赤膚山 法隆寺 茶碗 茶道具 ◇◇。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。【真作保証】■ 五代清水六兵衛 ■ 御本茶碗 <230724050>。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。和善 作 御室焼 京焼 茶碗 茶道具 抹茶碗 在銘 共箱 仁清写 仁和寺 箱書 書付 御室窯 中古保管品 陶器 三代 北村和善 昭和37年 壬寅。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。古山子(小山富士夫)粉引茶碗 味わい深い逸品 r560。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。鳳】鎌田幸二 窯変天目釉 茶碗 共箱 煎茶道具 美品。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。【睦】平安「善昇」染付 色絵 金彩 盛上『老松』茶碗 山岡善昇 茶道具 京焼 清水焼 共布 共箱■。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。五山楽窯房 湯呑 8点 2客入り4箱セット 真珠釉 竹炭釉 釣窯釉 加藤益浩 茶器 茶道具 茶碗 陶磁器 84474。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。三浦竹軒(造)御題光茶碗 共箱 金彩 政府認定技術保存資格者 京焼 未使用 b7245k。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」26-B。撮影後、展示のために再表装をしております。仁阿弥道八 藍絵茶碗 風格のある作品 r706。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。均窯(きんよう)釉 夏茶碗 平安 杜(もり)造 銘 大空 大徳寺 黄梅主太玄。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。【和 (7681) 時代古作 佐々木二六作 白釉茶碗 共箱有 茶道具 水月楽山。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。小田雪窓 絵付け 宮川香雲 龍谷窯 大徳寺 眞葛焼 京焼。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。抹茶碗 華の図 京焼 茶道具 アンティーク抹茶碗 蔵出し 1客。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。京焼 鉄釉文 白釉 抹茶碗 南陶 茶道具 アンティーク抹茶碗 蔵出し 1客。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。2代 諏訪蘇山 茶碗 茶道具 京焼 0929V15G。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。e376 技工名品 名工 三代 伊東陶山 天目釉 笹絵 茶碗 共箱 共布 手紙付 抹茶碗 美品 茶道具 本物保証。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。【骨董・茶道具】★平安 松月庵 井上春峰★★黒楽茶碗 ep024ub33.sb8.。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道23-B。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。★☆送料無料/ 未使用 十四代朝日豊斎 茶碗 遠州七窯 茶道具 共箱 共布☆★。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道21-B。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。寿山老人【寿の子】茶碗★味わい深い景色★a624。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。国宝・源氏物語絵巻・竹河(たけかわ)I ・Ⅱの絵の元になる・自筆「源氏物語」竹河の原文・二人の天皇の求愛物語11-B。母は後水尾天皇皇女女二宮。●【宮川香斎(真葛香斎)】真葛焼 ≪菊桐之絵茶碗≫ 共箱 京焼・清水焼 茶道具 |「茶道具買取」《小川処堂》。実母は近衛家女房(瑤林院)。楽茶碗箱無し。幼名は多治丸。国宝の元になる原文・八の宮(桐壺帝の皇子で朱雀天皇の元皇太子)の姫君(大君と中の君)の合奏を聴く・自筆「源氏物語」橋姫/茶道19-B。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。杉田祥平 「染付喜寿飯茶碗」 蓋付茶碗 2客揃 共箱 黄布 清閑寺窯 a-51c987。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。昭和ビンテージ 茶道具 京焼 在銘品 山図柄茶碗 五色輪図柄茶碗二客揃え 抹茶茶碗 大きい茶碗:直径12cm 高さ8cm HTF502。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。土龍窯 伊東翠壺(造)刷毛目印花茶碗 共箱 共布 茶道具 現代工芸 美品 日展作家 京焼 陶磁器 y1449。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。30618/○三代 佐々木昭楽 赤茶碗 楽焼 共箱 共布 抹茶碗 茶道具。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。大君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君)中の君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君)と語り合う・自筆「源氏物語」総角66-B。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。昭和ビンテージ 茶道茶盆三点揃 「京焼 香菊窯 本金彩上絵付花柄茶碗」 「赤膚焼 大塩昭山造 奈良絵茶碗」 他 1980年代 KHK505。
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