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新品 :24594230713
中古 :24594230713-1 |
メーカー | 31249 | 発売日 | 2025-05-05 21:17 | 定価 | 25000円 | ||
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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる年光東流水(年光東流の水)漢詩文・白楽天
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる原本の断層画像写真
閉じる左・真木柱の姫君・右・髭黒大将
閉じる北の方から香炉の灰をあびる髭黒大将
閉じる髭黒大将の背中に灰をあびせる北の方
閉じる中央・真木柱の姫君
自筆「源氏物語」の「真木柱(まきばしら)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。。
原文は「源氏物語・真木柱の巻」として美しく描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。★★蒔絵箱入り 小倉百人一首 百人の和歌 飛鳥時代~鎌倉時代の歌人★★。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。古文書 希少『大臣関白状』『二条政関白』室町時代 二条正嗣 肉筆 公卿 関白 太政大臣 祭り事 皇室 神事時代物唐本唐物政事古書古筆古美術。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。川越藩(前橋藩)前橋御陣屋絵図。現在の今上天皇と系譜がつながっている。戦後の満州四星霜/梅震/昭和33年/長春・哈爾濱・長春から瀋陽まで・大連・舞鶴-東京/日本銀行旧友会誌「日の友」に連載したものに補筆。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。影宋本 備急千金要方(千金方)孫思邈 医学書(複製)和綴じ本(和本)35冊揃 昭和49年 限定500部 タトウ箱 毎日新聞社 専門書 s22042403。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。歌舞伎音曲 芸娼妓事情 通人必携 全 漫著:花笠文京 明治17年 繪入自由出版社★Hi.43。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。送料無料!? 戦前 主婦之友6月号付録 島田啓三 新案カハリ絵 コロコロ探検隊 昭和24年あたり 当時物 昭和レトロ。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 古文書 書状 歴史的逸品。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。邪宗門 北原白秋 日焼け強/HCZG。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。佐藤鶴城(佐藤民之助)『とし玉』河内屋喜兵衛他刊 水戸藩に仕えた和方の医師 江戸時代和本 医学書 医書 東洋医学 健康法 長寿法。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。1930年代中国 看板 幌子 招牌 検索:図譜 藝姐 廣告牌 支那 茶館 戯院 酒楼 青楼 武館 当舗 銭荘 書館 租界 銀号 煙館 書局 薬舗 老照片賭館。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。修養秘訣 精神強化療法 昭和14年発行。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。中外新聞 外篇 巻1~巻23(終巻)完揃 柳河春三。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 小笠掛之書 古文書。また、各巻ごとの書かれた年については不明。松井輝星(松井羅洲)『它山石初編』(全四巻四冊揃)弘化2年 銭屋惣四郎他刊 江戸時代和本 易学者による随筆集。従って、応永五年とは、書き始めの年である。軍事資料 兵営図 絵図★「歩兵第三十連隊略図」明治34年11月発行 所在地 新津 - 村松 - 高田。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。小堀遠州自筆書状幅 永井尚政宛。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。新版・満洲名勝風俗写真帖/大正3年/歩兵第五十八連隊兵営全景/遼陽領事館/柳樹屯の奇勝/大連全市の瞰望/海城公園/海賊の斬首/子供の売買。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。『外務省蔵版 日本独逸條約書 全』明治2年刊 明治時代和本 日本-ドイツ外交史料。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。古書_ 寛政八丙辰初から昭和四十三年版+古文書のセット。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。観て来た満鮮/東京市立小石川工業学校長・杉山佐七先生/非売品/昭和10年/國民の多數が満洲國の賞状を正視し理解し認識しなければな ぬ。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。武田鶯塘著 巌谷小波題句 岡野栄木版画『鶯塘集』昭和10年 南柯吟社出版部刊 俳句集。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。古文書 会沢正志斎 書簡 水戸藩士 (レターパックライト発送)。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。導水瑣言 岸田吟香自筆書寫本(二五歳) 楽善堂主人寫 安政五年春三月寫。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。5 古文書 模写 写し 写本 千葉県令 申上書 市町村 沿革 明治維新 肉筆 木更津 江澤潤一郎。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。軍事資料★「通信所日誌」明治36年9月18日ー23日 鶴原通信所 広島湾 呉要塞砲兵連隊便箋。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。富岡鉄斎旧蔵書(蔵書印2顆・自筆箋付)五十嵐篤好『天朝墨談』(全5冊揃)安政6年青藜閣梓 江戸時代和本 書道論。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。墨子兵書 全四冊。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。奥村玉蘭 筑前名所図会 全10冊 プラス解説本 家蔵本。
出品した「源氏物語」は真木柱(まきばしら)の内容の要旨
「真木柱の巻」は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。江戸時代の和本「真田三代実記」全50冊150巻、写本、箱あり傷みあり、真田幸村の軍記物、2篇1‐3巻可読だが大きな染みあり。。第31帖。頼山陽『校刻日本外史』(全12冊揃)明治18年 大日本帝国海軍軍艦・富士山艦旧蔵書(印記「富士山艦印」)明治時代和本。尚侍(ないしのかみ)として宮廷に出仕を控えていた玉鬘の姫君だったが、その直前に髭黒大将が女房の手引きで強引に結婚することになった。詠史百首 大沼枕山 明治期 和歌 短歌 詩学 戦前明治大正古書和書古本 NK。髭黒大将はその後玉鬘の姫君を迎えるために邸の改築に取り掛かる。扶桑蒙求 岸鳳質 天保14年 李澣 幼学書 寺子屋 尋常小学校 世話千字文 和漢朗詠集 検) 戦前明治大正古書和書古文書写本古本 NY。だが、その様子を見た北の方(髭黒大将の正室)は絶望し香炉の灰を髭黒大将に浴びせる。0033694 写本 経済録 全5冊(10巻)揃 太宰春台 享保14年序。この事件で完全に北の方に愛想を尽かした髭黒大将は玉鬘の姫君に入り浸り、とうとう業を煮やした北の方の父・式部卿宮は、髭黒大将の留守の間に北の方と子供たちを迎えにやる。恵中(草庵恵中・慧中)著『海上問答』(全3巻3冊揃)寛文10年刊 江戸時代和本 仮名草子 絵入本 仏教書 仏書。明けて新年、相変わらず塞ぎこんでいる玉鬘の姫君に髭黒大将もようやく出仕を許す気になり、玉鬘の姫君は華々しく参内する。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 書状 小笠原 古文書 書状。早速訪れた冷泉帝は噂以上の玉鬘の姫君の美しさに魅了されて熱心に想いを訴え、それに慌てた髭黒大将は退出をせきたててそのまま玉鬘の姫君を自邸へ連れ帰ってしまった。新居帖 全4冊◆頼山陽、桃花庵、明治9年/u167。
自筆右下四つの印のうち下2つは、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印、上2つは、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。聖戦美術/陸軍省情報部/非売品/支那事変二周年記念日/昭和14年/小磯良平・向井潤吉・川端龍子・橋本関雪/荒木貞夫題字/和装本/戦時資料。
原本自筆上部には、「年光東流水」(年光東流の水)漢文の篆書印が押捺されている。観世流改訂謡本 40冊セット 明治発行。白楽天の有名な漢詩です。続近世畸人伝■和本■全5冊揃い■落丁なし■三熊花顛■伴蒿蹊■寛政10年(1798年)刊■続近世奇人伝。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 犬甘 甲冑之部 鎧着 古文書。「源氏物語」真木柱の巻の原文中には、「おほつかなき月日も重なりぬるを」とあります。とぼとぼ六十年 限150部 畦地梅太郎。源氏の君が恋する玉鬘の姫君への懐かし想いを記したものです。竹久夢二木版画装『中山晋平作曲 新作小学童謡』(2冊セット=第1,3編) 昭和2-3年 京文社刊。現代語訳では、「お逢いしないうちに月日も重なってしまいました」というものです。n21010613○太政官日誌 明治3年庚午第64号12月〇海軍服制定む 絵図10丁全19丁〇陸軍徽章制服 絵図11丁全13丁 和本古書古文書。紫式部が「真木柱」を書くに際し、白楽天の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。石田玉山『国姓爺忠義伝 前編』(全十三巻十三冊揃)文化元年 柏原屋源兵衛他刊 江戸時代和本 読本 絵本国姓爺忠義 中国史 浮世絵師絵入本。詳細な理由は下記説明欄に記載。[絵本] 徳川十五代記 明治27年 印刷兼発行者:荒川藤兵エ★ko2.35。
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」真木柱(まきばしら)の巻》
言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。梁川星巌『星巌集』(全12冊揃)天保12年 河内屋茂兵衛他刊 江戸時代和本 漢詩文集 漢詩集。
「自筆原本」
自筆右下の2つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。アンティーク、天文暦学書、卜占、気象気候、28宿、古暦、江戸期和本1659(万治2)年『新板長暦 上下 2巻揃』太陰暦。
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。伊良子光信編 中川重麗校『金石図解 全』明治15年 村上勘兵衛刊 明治時代和本 銅版画口絵入 鉱石・鉱物類を図版入りで紹介。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。橘守部詠 橘冬照選『橘守部家集』(全3巻揃/合本1冊)嘉永7年後跋 椎本蔵板 江戸時代和本(明治刷)橘守部歌集 国学者。
《「源氏物語」真木柱(まきばしら)の巻》
「か(香)はかりは風にもつてよ花のえ(枝)にた(立)ちなら(並)ふへき
にほ(匂)ひなくとも」さすかにかけはな(離)れぬけはひ(気配)を、
あはれとおほ(思)しつゝ、かへ(返)りみ(見)かちにて
わた(渡)らせ給ぬ。1947年 初版 江戸建築叢話 検索:江戸城 諸門 城門 大岡越前守 奉行所 職制 絵図 絵本 製図 藍図 江戸橋 品川宿 遊郭 女郎 花街 外郎屋 茶屋。やかて今宵かの殿にとおほ(思)しまう(設)け
たるを、かねてはゆる(許)されあるましきにより、
も(漏)らしき(聞)こえ給はて、「にはか(俄)に風のなやましきを、
こゝろ(心)やす(安)き所にうちやす(休)み侍らんほと(程)、
よそよそ(他々)にてはいとおほつかなく侍らんを」と、
おいらかに申ない給て、やかてわた(渡)し奉り給ふ。写本 駒田隼人恨晴秘録 宝暦11年 武術活劇 武士 検)歌舞伎浄瑠璃江戸時代古書和書古本古文書 NS。
ちゝ(父)おとゝ(大臣)、にはかなるを、きしき(儀式)なきやうに
やとおほ(思)せと、あなかちにさはかりの
こと(事)を・・・・・《いゝさまたけん》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。正戸茂『経営心理学 応用篇 勤労意欲・モラール管理』昭和29年 丸善発売/広島工業経営学会刊 経営理論書。
《「源氏物語」真木柱(まきばしら)の巻》
《大雪の日・玉鬘の君の邸に行こうとする大将の装束に香をたく北の方(正室)》
《髭黒大将の北の方、大将に背後から香炉の灰をふりかける有名な場面》
《冷泉天皇、玉鬘の姫君に愛の心情を告白》
《髭黒大将、尚侍の君(玉鬘の姫君)を宮中から退出させ自宅に招き入れる》
《尚侍の君(玉鬘の姫君)は
(玉鬘の姫君)「畏(おそ)れ多くて、自分はどうしたらよいのか
定めなく夢路をさまようような身の上なのに」
とお思いになっている。石井光雄・積翠先生華甲壽記念論纂/1942年/非売品/徳富蘇峰・川瀬一馬・石田茂作・長澤規矩也・辻善之助・宇井伯壽・鈴木大拙・神田喜一郎。
御輦車(てぐるま)を寄せて、お二方(源氏の君と内大臣)の大臣家
からのお迎えの人たちも、》・・・・
(玉鬘の姫君)「香りだけは風の便りにおことづけくださいまし。明治期 紋様書 鳴海賀太 検索⇒図案 香盒 設計 木版摺 支那 文様 古玉 武器 兵器 軍服 古建築 彫文 小田切春江 浮世絵 絵本 話本 武士 絵図。
ほかの花の枝のような御方々の美しさに立ち並ぶことができるような私ではございませんが」
と、さすがにお相手せぬでもない態度を、帝(冷泉天皇)はしみじみと
いとしくおぼしめされながら、振り返りがちにお帰りあそばした。和刻本正史 漢書ニ 列傳下。
大将(髭黒大将)は、尚侍の君(玉鬘の姫君)をこのまま今夜ご自邸にとの
お心づもりであったが、前もってそれを言い出したのではとても
お許しが得られそうもないので、その件は、おくびにもお出し申されず、
(髭黒大将)「にわかにひどい風邪で気分がわるうございますから、
気のおけない自宅で休息しようと存じます。古山師重(古山太郎兵衛)『新板役者絵づくし』(全3冊揃)限定300部 大正10年米山堂 元禄時代『役者絵尽し』復刻版 野郎歌舞伎 元禄歌舞伎。
その間、女君(玉鬘の姫君)と別々では、まことに気がかりでございましょうから」
と、穏やかにこしらえ言をお申しあげになって、大将(髭黒大将)は、
女君(玉鬘の姫君)をそのままさっさとお邸にお引き取りになる。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 古文書 書状。
女君(玉鬘の姫君)の父内大臣は、突然のことなので、
(内大臣)「こうした略儀ではどうだろうか」
とお気になさるけれども、しいてそれくらいのことに・・・・・《異議をとなえるのも
大将(髭黒大将)が気をわるくするだけのこととお思いになって、
(内大臣)「どうなりと、よろしいように。即決1857年安政4年『仮題 鯰絵暦指南書』陰陽師アンティーク天文暦学書、暦指南、八卦、卜占、江戸期和本、 Planisphere, Celestial atlas。もともと私の自由にならないお人なのですから」
とご返事申されるのであった。二大漢籍国字解 全12冊揃/早稲田大学出版部/92823。》
備考・髭黒大将の北の方(大将の正室)は、紫の上の異母姉
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。柳橋竹枝 完 長谷川正直著 明治27年 大倉書店・片野東壁堂★Hi.63-B。
《The Cypress Pillar(真木柱)》
"I count not myself among the finer branches,
Yet hope that the fragrance may float upon the breeze."
He looked back time after time as he finally made his exit.
Higekuro had meant all along to take her with him
but had kept his plans secret, lest Genji oppose them.
"I seem to be coming down with a cold," he said to the emperor,
as if no further explanation were necessary.
"I think I should take care of myself, and would not want to
have her away from me."
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《真木柱》
一香可。【和算】和本「算祖」1~5巻揃 天和4年(1684年)図入り 超貴重書☆算数 数学 そろばん 塵劫記 江戸時代 算爼 法祖 算法闕疑抄。”其依依不舍之状,使冷泉帝不怜。東亜研究所 資料 南方地域の鉄鋼など 他 計6冊。
他就起身辞去,是屡屡回。大正記念写真帖/大正5年/東京市の御大典法祝会/悠紀斎田の御田植式/主基斎田の御田植式/北京における蒙古僧侶/冬季の奉天市街/大隈内閣。
髭黑大将打算今夜就把玉鬘迎回自家邸内。江戸時代 和書『磐溪小稿』 大槻清崇 紫薇園蔵 文政10年 1827年。
但先出,生怕源氏不,所以秘而不宣。信濃國上水内郡南郷村未年浄土真宗宗門人別改帳。
此道:“我忽然患了感冒,身体常不,
因思返敝寓,以便安心休。松本楓湖編『日本画譜』(全2冊揃/木版画16枚)渡辺省亭 永峰秀湖 川端玉章 橋本雅邦 岸竹堂 小林清親 荒木寛畝 瀧和亭 菅原白瀧 跡見玉枝。若与尚侍分,
不免心挂,故欲相偕同往。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 要門車懸 小嶋紋左衛門景福 内藤入道 貞龍 古文書 書状。”如此婉言托,
立即和玉鬘一同回家去了。御物粘葉本 和漢朗詠集 上下釈文 帙入。内大臣以如此太匆忙,
行个式才是。清水了随纂輯『油断大敵 一名心のせめ 全』明治12年 思誠堂蔵版/うさぎ屋誠刊 狂歌集 明治時代ボール表紙本。又念此事而行阻,
未免令人不快,便道:“任凭他。【豪華複製版】嵯峨本徒然草 上下巻2冊組◎奥山春枝 鈴木尚美社 影印本 1934年(昭和9年)発行。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
左の写真が「源氏物語」真木柱の巻の末尾(原本番号40-B)の押印。大日本法律規則類編 上下巻セット 明治19年 戦前 法律法学 六法全書 明治大正 古書和書古本 P。
写真左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。N23021111○熊谷県布達明治8年○本県利根郡湯檜曾村より新潟県魚沼郡清水村迄 清水越の開鑿落成 三国嶺通に比し里程短縮 熊谷県権令梶取素。冬姫は内大臣・通誠の養女。鳥井正之助編 大庭新八翻刻『一筆漢画』(全4冊揃)明治14年刊 中国光緒年間の草花画手本帖の和刻本 彩色木版画譜 明治時代和本 中国美術。
冬姫は通称。蕉風極秘傳 中花堂東川 寳暦四甲戌年 會津藩家老一瀬氏舊藏本。正式な名は伊達貞子。檜山義慎『皇朝名画拾彙』(全5冊揃)文政2年盤松軒蔵版・和泉屋金右衛門他刊 神田香巌旧蔵書(「神田家蔵」「香巌珍蔵」)江戸時代和本。
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。淺智露 (武具 鎧など) 鏡嶋源養正著。
表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。紋様 文様 寺院 唐草 鳳凰 獅子 奈留美加多 宮女裳 小田切春江 デザイン 設計 浮世絵師 画家 絵本 図譜 古器物 古模様 臨模 尾張国 江戸期。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(真木柱の巻)MRI 31―32A
「源氏物語」真木柱の巻の絵の資料
下記写真は、髭黒大将の北の方(正室)が大将の香炉の灰を浴びせる画面の絵
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 中津 書状 古文書。
「年光東流水」(年光東流の水)漢文の篆書印が押捺されている。杉山貞治編 吉川長昌校『算法発蒙集』(全5巻5冊揃)寛文10年序刊 江戸時代和本 和算書 数学 算数。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。伊香保温泉名所一覧。白楽天の有名な漢詩です。和本 漢籍 『文選正文』山子點 12冊 浪華書房 四書堂梓 古典籍 和書 「梁 昭明太子 蕭統撰」 中国古典文学 万延庚申 三刻。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。旅順駐留記念写真帖 第六中隊 大正時代。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。【希少】『機関銃第一小隊 掃蕩詳報』/日中戦争/支那事変/南京事件/南京虐殺/侵略戦争/皇軍兵士/従軍日誌/従軍日記/陣中日誌/戦前中国台湾。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。●P340●千字文餘師●千字文余師●百年先生●誠徳堂●国字講釈●天保十三年●三河屋甚助●和本●即決。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。怪文書「田中 犬養両内閣 罪悪一覧表」犬養毅 田中義一 野崎政助 渡辺正雄 選挙妨害 パンフレット【24-0326-8】。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。『文政再版 続江戸往来』森屋治兵衛刊 江戸時代和本 往来物 江戸案内書 絵入本。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。「源氏物語」蛍の巻・五月五日、端午の節句・宮中での競射と競馬を源氏の君が玉鬘の姫君と見学する・自筆・茶道具7B。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。僧若海之上書 江戸明治期 仏教 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海親鸞法然密教 古書和書古文書古本 NS。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。『真艸世話千字文』文政8年 松屋善兵衛板 江戸時代和本 往来物。撮影後、展示のために再表装をしております。花崎貞(花崎采炎)『自叙伝』昭和55年跋刊 漢詩文/中国文学翻訳家・花崎貞(花崎采)自伝 花崎皋平の母。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。傳心録 徳川家關係寫本 天保九年六月/康圭公御本并借寫之。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 三議一統 上 古文書。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。近代見聞善悪業報因縁集 2〜5巻 一叢軒露宿集選 ; 採璞校評 三都書林 天明8年(1788)☆和本 亡婦/怨/遊女の霊/殺生の業 B20yn。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 八条流馬書 清水忠安謹書 書状 古文書。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。歌学提要。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。鳥羽絵三国志/享保五年の復刻/鳥羽絵は江戸時代中期に大坂で流行った滑稽な絵・京都・大坂・江戸の風俗と行事を描いている/和装本。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。紀州根来寺圓明校正 世親菩薩造『重刊阿毘達磨倶舍論本頌』中野宗左衛門刊 印記「源徳寺蔵書」江戸時代和本 仏教書 仏書。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。七五三ノ料理他作法雜録(仮題) 寫本 上州緑埜郡藤岡町稲荷社陰陽組頭/土御門殿配下生□左近。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。農業全書。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。送料込み,1850年,1793年「野島流船軍筆記」1冊,文書16枚,船の図2枚,陣形図1枚 村上水軍末裔,能島流秘伝書,水に強い松明製法,各種縄について。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。【金富士】値下げ中 江戸期 17~18世紀珍品古書 写本(手抄本)『兵法雄鑑』52巻 著者 北条氏長 検/中国古書。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。f24022007〇証印税金差出帳 能筆 明治新政府事業の一環新潟県が率先 地券証 新潟県 県令 楠本正隆 明治6年 越後国蒲原郡夏井村 現北蒲原郡。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。安芸国大野家石高文書 大野宇内・大野孫兵衛・大野久馬・大野嘉内・大野槌三郎。母は後水尾天皇皇女女二宮。日本帝国 郵便規則罰則及貯金預規則 明治9年。実母は近衛家女房(瑤林院)。近世禅林僧宝伝・3冊/相国寺心華院荻野独園撰/明治23年/荻野独園老師が延宝伝灯録・本朝高僧伝以降の臨済宗の禅僧等の伝記を撰したもの。幼名は多治丸。古書 古本 定石類集 名家詰将棋。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。東里山人作 歌川英泉画『出謗題無智哉論 三篇』文政8年岩戸屋喜三郎版 江戸時代和本 浮世絵・錦絵。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。書簡 小川芋銭 富取風堂宛て 古文書。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。完品 根岸武香蒐集『古票吾志記』(全5冊揃)昭和6年序 日本燐枝錦集会刊 明治時代の復元燐票約2000枚貼込 マッチラベル。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。関伝吉編『ころころ雑誌』(4冊)明治12年聚珍社刊(秋田県茶町)明治時代和本 文芸同人誌。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。山々亭有人著『花暦封じ文 三編』人情本 彩色木版画入 江戸時代和本 絵入本 浮世絵。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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